「Poly Bridge 2」がおれの道を教えてくれる

よくきたな。おれはイディ・サン・ゴールだ。
おれはものすごい質量でテキストを放流したり、神獣をぶちのめしているが誰にも見せる気はない。

さいきんではCORONAの供給が止まったりしているが、そんなものでおれを止められると思ったら大間違いだ。
おれはつねにUP TO DATEを求め新しい冒険をやめはしない。だから今回は「PolyBridge2」について話しをする。

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  • 注:この記事は社会派コラムニスト逆噴射聡一郎先生リスペクトであり、その特有の文体・言い回しを多数使用して書かれています。
どんなゲームなのか

「Poly Bridge 2」は橋作りをメインとしたシミュレーションパズルだ。公式トーレラーを見てもわかる通り、目的地にさえ付けば何でもいい。おまえは「えー橋づくり?それって公共事業とか税金とかなんかでしょ?FPSの方がエキサイティング!」とか考え、おれをみくびっただろう。

だが、おまえが橋を引くのはMEXICOの過酷な荒野だ。つまりあつい。生きてゆくだけで厳しいメキシコの荒野に少ない資材と予算で橋を作る必要がある。

「これは2なの?1をした方がほうがいいの?」お前はすぐそうやって聞いてくるかもしれない。確かに大きな新要素もあるが、それ以上に最初はどこから橋が壊れたかアンナウンスされたりと細やかな変更点も加えられて遊びやすさも改善されている。結局はやる事は変わらないので2から始めてもなにひとつ問題ない。

開発元の「DryCactus」はニュージーランドのゲームデベロッパだ。DryCactus…それは屈強なメキシコサボテンを彷彿させる。
きっとニュージーランドのかこくなMEXICOのような環境で作られ、製作者たちもバンデラスのようなタフな奴らに違いない。そんな制作陣が作ったゲームにおまえはガツンとした一撃を喰らわされ、すべてが終わったころにはシュワルツェネッガーのような鍛えられた真の男として帰ってくるだろう。

三角形を仲間につけろ


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橋作りの基本は道路を土台に木材で三角形のトラスを作るのが基本となる。TORASU…おまえがもし獣のような目で目ざとく周りを見渡せば、レインボーブリッジや東京TOWERなどで強靭な三角形を見つけるに違いない。そしてドリトスも三角形だと言う事に今気づいた。

先ずは強靭な三角形を仲間につけろ。高難度の現場になると簡単なトラスでは耐えられない重量級の車が走ったり、そもそも依頼人がケチで木材や鉄筋をよこさない事もあるがそれは後の話だ。

だが、依頼人が腰抜けで道路すら削ろうとしている。そんな時はジャンプさせるお膳立てをすればいい。さっきも言ったが、目的地にさえ付けば手段を問わないのだ。



真の男なら工夫すればいくらでも答えは出てくる。



「ふむ、これはもう橋では無いですよね。片道しか通れない橋なんて税金の無駄遣い」そんなことを言うあほは水底に沈めてサメに食わせろ。
おまえがギャングを相手取り…行きずりのベイブと逃避行しなければならない時…車をジャンプさせて…追っ手を振り切り…橋を渡り新たな街に付く。そういう事がひつようだからだ。

それを見失った時…おまえは橋を切り落とされて…無人島で一人取り残され…昆虫採集に入り浸り…借金取りのタヌキやホットな犬の秘書たちに看取られて…死ぬ。

PRACTICE… EVERYDAY…

最後に必要なのはおまえの根気と微調整だ。橋で車をゴールに向かわせるのは最低限の目標で、予算内に収め、かつ橋を破損させないように作る事が最終目標になる。

税金野郎にPROとして結果をたたきつけるのだ。それは、長い道になるかもしれない。思わぬ突飛なアイディアで切り抜けるかもしれないし、偶然が成功に導くかもしれない。しかし、地道な調整に勝るものは何も無い。

おまえはなんとなくイメージしていた橋と言う先入観から一歩踏み込みメキシコのフロンティアスピリッツを目指すのだ。

「PolyBridge2」…それはいわば、おまえを真の男に鍛えなおすMEXICO行きのPassportだ。